ISOとは

 

ISO(International Organization for Standardization : 国際標準化機構)は、国際的に通用させる規格や標準類を制定するための国際機関です。


規格や標準類は、関係する組織体のレベルにより種々制定されており、それらは、企業レベルで利用される“社内規格”、業界レベルで利用される“団体・工業会規格”、国レベルでの利用を前提に制定される“国家規格”(JIS等)、ヨーロッパなど一定の地域レベルで制定される“地域規格”(CEN等)、国際的な利用を期待して制定される“国際規格”などに分類されている。この中で最高レベルに位置付けられる国際規格を制定する代表的な国際機関の一つがISOです。


ISOは、“物質及びサービスの国際交換を容易にし、知的、科学的、技術的及び経済的活動分野の協力を助長させるために世界的な標準化及びその関連活動の発展開発を図ること”を目的に、1947年2月23日に発足した。ISOは非政府組織ではあるが、国際連合とその関連機関及び国連専門機関における諮問的地位を有しており、通常の民間組織とは異なっている。本部はスイスのジュネーブにある(ISOはスイス民法による法人組織)。


ISOは、電気分野を除く(IECが担当)あらゆる分野の標準化を推進する非政府間国際機関であり、その参加は各国の代表的標準化機関1つに限られている。2007年12月末現在の会員は、157ヶ国から157機関を数えており、日本からはJISの調査・審議を行っているJISC(日本工業標準調査会)が1952年から加盟しています。

ISOとは
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